システム開発はAIでどこまで安くなるのか|開発の種類ごとの下がり方を公開

目次

私たちは、AIがない頃から お客様の開発を支援してきた

2026年9月、お客様に言われた
AIが出た今は、 もう少しコストカット できるのでは?

お客様の目線では、 確かにそう思うはず

では実際に、 どのくらい下がったのか
私たちは、お客様の業務システムを開発している会社です。AIを使うようになって開発費がどのくらい下がったのかを、開発の種類ごとに数字にしました。
システム開発はAIで安くなるのか

AIで、開発費は グッと抑えられる!

私たちの工数(作業の時間)は 全体で半分以上下がった
工数は、作業にかかる時間のことです。私たちは作業にかかった時間をもとに請求してきたので、ここからは工数の数字で示します。
開発の種類ごとにAIでどこまで安くなったか

開発を5つの種類に分ける

AIがない頃の工数を 10として比べる
AIがない頃を10とすると、いまは…

種類ごとの工数は、どれも私たち自身が開発するときの数字です。
① 既存の画面の小さな修正|10が1に

文言や並び順の変更、 項目の追加など

小さな修正は、いまは AIがない頃の10分の1
5つの種類の中で、いちばん大きく下がったのが、既存の画面の小さな修正です。
② 新しい画面を1つ足す|10が2に

一覧と、登録・編集の 画面を新しく作る

新しい画面の追加は いまは10のうち2
一覧は、登録したデータを並べて見る画面を指します。
③ 不具合の原因調査と修正|10が3に

どこが原因かを調べて、 直す

不具合の調査と修正は いまは10のうち3
不具合は、システムが意図したとおりに動かないことです。
④ 大きな機能を新しく作る|10が4に

複数の画面と、 データの持ち方の設計

AIに指示を出すまでの 設計は、いまも時間がかかる
大きな機能を作るときは、工程で差が出る

実装はコード(コンピューターへの命令文)を書く作業、設計は何をどう作るかを決める作業です。大きな機能を私たち自身で作るときは、AIが書いたコードが正しく動くかを確かめる時間もかかります。
⑤ 外部サービスとの連携|10が6に

決済・会計・配送などの サービスとつなぐ

相手のサービス側に 影響を及ぼさないか
5つの種類の中で、いちばん多く残っているのが、外部サービスとの連携です。理由は、リスクが高いことにあります。
世間の調査ではAIで開発はどのくらい速くなったか

ここまでの数字は、 私たちが現場で感じたもの

世間の調査も見てみる
コードを書く作業は、業務時間の一部

業務時間の内訳は、調査会社の IDC が開発者について調べた数字です(InfoWorld の記事、2025年2月)。
Microsoft やアクセンチュアなど3社の開発者を対象にした実験でも、AIの効果が報告されています。
Though each experiment is noisy, when data is combined across three experiments and 4,867 developers, our analysis reveals a 26.08% increase (SE: 10.3%) in completed tasks among developers using the AI tool.
(訳)実験の1つひとつは、結果にばらつきがあります。ただ、3つの実験の開発者4,867人のデータを合わせて分析すると、AIのツールを使った開発者は終えた作業の数が26.08%(標準誤差10.3%)多くなっていました。
引用: 「The Effects of Generative AI on High-Skilled Work: Evidence from Three Field Experiments with Software Developers」(Microsoft Research、2025年6月)

AIの支援を使った開発者は 使わなかった開発者より 終えた作業が約26%多かった
自分たちでAIに頼んで作る選択肢も生まれた

2025年11月、お客様がAIで ダッシュボードを自分で作った

自分たちでできるなら、 外に頼むより安い
ダッシュボードは、数字をまとめて見る画面です。自分たちで作るという選択肢は、以前はありませんでした。AIの進化で、選べるようになったわけです。
お客様が自分たちで作るようになることを、私たちは歓迎しています。お客様は外注費を抑えられます。私たちも、細かい改修の仕事が減った分、重要な部分に集中できるようになりました。
まとめ

AIで、開発費は グッと抑えられる!
- AIで開発費はグッと抑えられる。私たちの工数は、全体で半分以上下がった
- 既存の画面の小さな修正は、AIがない頃の10分の1。外部サービスとの連携は、10のうち6が残る
- 外部サービスとの連携が下がりにくいのは、相手のサービス側に影響を及ぼさないかというリスクが高いから
- 開発費が下がり、自分たちでAIに頼んで作るという選択肢も生まれた
システム開発の費用や頼み方で迷っている方は、お気軽にご相談ください。
