Claude Code を非エンジニアが使う開発環境|Slack から始めてローカルに落ち着くまで

目次

エンジニアではない方が、AIで 業務システムを開発する

開発に使う黒い画面も コードエディタも、遠い存在
私たちが業務システムを開発しているお客様の話です。開発しているのは、お客様の会社の複数名の方です。始めやすい環境を探して、私たちは Slack から頼む形と、ローカル(自分のPC)で開発する形を試してきました。
黒い画面は「ターミナル」や「コンソール」と呼ばれ、コードエディタは、エンジニアがコード(コンピューターへの指示を書いたもの)を書くために使う専用アプリです。
Slack からAIに開発を頼む形を試した

仕事の連絡に使うチャットの Slack は、毎日使っている

Claude Tag は、 Slack からAIに開発を 頼めるサービス
Slack に開発を乗せれば、覚えることを増やさずに始められると考えました。Slack の中でAIに宛てて、たとえば「作業の取り消しボタンを追加したい」と書きます。使ったサービスは Claude Tag です。
依頼は Slack のワークフロー(決まった項目を埋めて投稿する機能)で受けました。入口は「改善依頼」と「バグ報告(不具合の報告)」の2つで、依頼ごとのスレッド(ひと続きの会話)の中で開発が進みます。
Slack からの開発は確認の手間と費用がかさんだ

直した結果を、自分のPCで 動かして確かめられない

AIに画面の写しを貼って もらうなど、確認に工夫が要った

直す、待つ、見る、また直す 確認の往復が続いた

使った分だけ払う料金で、 多い月で40〜50万円かかった
実は、Slack から頼む形は費用が見合いませんでした。処理ごとにAIのモデル(AIの種類)を選べないことも、費用がかさむ一因でした。確かめる方法には、確認用の環境を別に立ち上げるやり方もありました。
Slack から開発できるという考え方そのものは良いものです。料金の仕組みやモデルの切り替えが変われば、また検討すると思います。
ローカル開発環境とは?

ローカルは、自分のPCなど 手元の機器のこと

開発環境は、開発や 動作確認をする場所

ローカル開発環境があると、 自分のPCで業務システムが動く

直したら、 その場で確かめられる
エンジニアは、基本的にローカル開発環境を整えて仕事をしています。Slack から頼む形より、各自が自由に使えるローカル開発環境を整えた方が、確認も費用も含めてうまくいくと考えました。
いまは非エンジニアも Claude Code でローカル開発

自分のPCに VSCode を入れる コードを書くための専用アプリ

Claude Code も入れる 言葉で頼むとコードを書くAI
いまは、ローカルで開発する形が主軸です。VSCode でなくても構いません。Claude Code が動けば、ほかのエディタでも Claude のデスクトップアプリでもよく、大事なのはローカルで動く環境を作れるかどうかです。
直してすぐ確かめる往復の短さについては、Claude Code を提供している Anthropic も同じことを言っています。
The best results come from tight feedback loops. Though Claude occasionally solves problems perfectly on the first attempt, correcting it quickly generally produces better solutions faster.
(訳)いちばん良い結果が出るのは、確かめて直すやりとりを短い間隔でくり返すときです。Claude が最初の一回で問題を完璧に解くこともたまにあります。それでも、Claude の進め方をすぐに直す方が、たいていはより良い答えに早くたどり着けます。
引用: 「Best practices for Claude Code」(Anthropic、2026年10月時点)

短い間隔で確かめて直すと、 良い結果につながる
ローカル開発環境を整える作業は、エンジニアでも厄介です。手順書を渡すだけでは進みませんでした。
AI開発のツールはそのときどきで選び直す

半年後には、別のツールが 最適になっている可能性が高い

情報を追って選び直すのは、 開発パートナーの役割かもしれない
この記事に書いたのは、2026年9月時点の話です。Slack からローカルへ移したのも、その時点でいちばん回しやすかったからにすぎません。
ツールを急いで切り替える必要はないと思います。ツールが変わっても、開発の根本の流れは大きくは変わらないからです。
まとめ

ローカルで動かせば、 直してすぐ確かめられる!
- エンジニアではない方がAIで開発する環境として、私たちは Slack から頼む形(Claude Tag)も試した
- Slack から頼む形は、直した結果を自分のPCで確かめられず、費用は多い月で40〜50万円かかった
- いまは、VSCode と Claude Code を使うローカル開発環境が主軸。ツールはそのときどきで選び直す
- 大事なのは、ツールの名前よりも、ローカルで動く環境を作れるかどうか。ローカルで動けば、直した結果をその場で確かめられる
エンジニアではない社員の方が開発する環境づくりで迷っている方は、お気軽にご相談ください。
