ブログ一覧に戻る

システム開発の内製化事例|エンジニアがいない会社で現場が改善を回すまで

目次

社内に、専任のIT責任者も エンジニアもいなかった

業務システムの開発は 開発会社に外注していた

内製化の話は 一切していなかった

変化は お客様の側から起きた

私たちが業務システムの開発を請けているお客様の話です。内製化は、お客様も望んでおらず、私たちにも提案する理由がありませんでした。

その後、2025年11月から2026年8月にかけて、3つの時点で変化がありました。

システム開発の内製化とは?

外注: システムを作るのも 直すのも開発会社

内製化: 外注していた開発を 自社で行うこと

この記事では、業務システムの改修を、開発会社に頼まずに自社の中で行うことを指して使います。

2025年11月|お客様がAIでダッシュボードを作った

エンジニアではない方が AIでダッシュボードを作った

実際の業務データが動く そのまま仕事で使えるもの

ダッシュボードは、業務の数字を一覧で見る画面を指します。それまで市販のツールで見ていた業務データのダッシュボードを、お客様がゼロから作り上げました。

作ったのは、もともと技術の話が好きな方です。

2026年5月|お客様が業務システムの開発を始めた

私たちが作ったシステムでも お客様が開発を始めた

お客様が担える範囲が 広がれば、その分の予算を 別のことに回せる

私たちも、一緒に開発する 体制へ舵を切った

当初は、上がってきた変更を すべて私たちが確かめた

一緒に開発する体制に変えた動機は、限られた予算の中で、やりたいことがまだまだあったことです。

Slack(社内のチャット)から開発を進められる環境を用意し、ローカル開発環境(自分のパソコンで動かして確かめられる環境)を一緒に整える場も設けました。

上がってきた開発には、「なぜその機能が必要か」「設計は適切か」を確かめました。

2026年8月|現場の方が業務システムを日常的に改善

現場の方が、業務システムの 改善を日常的に回している

1日に何度も 直して、すぐ反映する

計画して始めた内製化ではない やりたい人が先に動き 環境はあとから整えた

開発しているのは、エンジニアではない方が複数名です。

私たちが担う範囲は以前より小さくなりましたが、私たちは歓迎しています。日々の業務は、現場の方の方が詳しく理解している部分が多いからです。細かな改修の外注費用が抑えられれば、私たちが本来やるべきことへ集中するための予算もできます。

システム開発の内製化で変わったこと

依頼も見積もりも待ち時間も 挟まず、その場で改善が回る

開発会社に頼まなくても 自社の中で完結する

企業のDX(デジタル技術による変革)を毎年調査している情報処理推進機構も、内製化とアジリティ(経営の機敏さ)について同じことを言っています。

内製化については、DXに取組んでいる企業ほど内製化を進めている。内製化による事業のコア領域に関するナレッジの蓄積や経営のアジリティに対する強化の重要性は増しているが、それらを実現するための人材の確保や育成、新技術への対応といった課題は大きい。

引用: 「DX動向2025」(情報処理推進機構、2025年6月)

内製化は、経営を機敏にする その大切さは増している

お客様自身で開発を行える未来は、どんどん近づいています。いまは、私たちの側から内製化をお勧めしています。

まとめ

いまは現場が、1日に何度も 改善を回している!

  • 専任のIT責任者もエンジニアもいない会社で、エンジニアではない方がAIでダッシュボードを作ったことが始まりだった
  • 開発会社が環境を整え、外注していた業務システムでもお客様が開発を始めた
  • いまは現場の方が、依頼や見積もりを挟まずに、1日に何度も改善を回している

外注している業務システムを自社でも直せるようにしたい方は、お気軽にご相談ください。

自社ならどこから始められる?

いまの業務や開発体制を伺い、社内で担う範囲と次の一手を一緒に考えます。

無料相談へ